トップページ
>
検索機能
>
> > ブドウネアブラムシ
昆虫 ⁄ 国外外来種
ブドウネアブラムシ
目名
半翅目
科名
アブラムシ科
種名(亜種名
*
)
ブドウネアブラムシ
学名
Viteus vitifoliae
カテゴリー
北海道
C
環境省
ワースト100
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。
Now Loading......
導入の経緯
種の生物学的特性
影 響
写真・イラスト
備 考
参考文献
原産地
北アメリカ
導入年代
不明
初報告
不詳(防除提要、旧版)
全国分布
ほぼ全国
道内分布
ほぼ全域
導入の原因
苗木の移入
生活史型
不完全変態
形態(大きさ、食性、特徴など)
体長 0.9~1mmくらいで、全体に暗黄色または鉄黄色をしており、からだの表面には多数のこぶ状突起がみられる。 幼虫ははじめ淡黄色だが、成長すると鉄黄色になる。ブドウの根部 を食害する(*1)。
繁殖形態
樹上に産みつけられた卵で越年し翌春孵化、幼虫が若葉に定着して虫コブを作り、その中で成長して無翅の成虫(第1世代)となる。第1世代からの孵化幼虫は新葉に移り葉コブを作るが、一部のものは地下部に降りて根コブを作る(*1)。
生息環境
ブドウ園など
特記事項
1980年代から全国でしばしば大発生している。
被害の実態・おそれ
生態系にかかる影響
不明
農林水産業への影響
ブドウの自根樹(自根苗)の根に寄生し、樹勢を低下させる。
人の健康への影響
不明
被害をもたらしている要因
生物学的要因
不明
社会的要因
苗の導入にともない、広く移すため。近年は自根苗での栽培が主流となっていることから、本種の分布拡大は、すでに苗の移動に依存していない可能性もある。
特徴並びに近縁種、類似種
形成される虫コブはブドウハモグリダニによく似るが、本主の虫コブが葉裏に発生することで判別可能
対策
薬剤による防除
その他の関連情報
特になし
備考
参考文献
Blackman & Eastop(1984),Aphids on worlds|crop
湯川淳一・桝田長(1996). 日本原色虫えい図鑑,全国農村教育協会.
北海道植物防疫協会(1995). 北海道病害虫防除提要.
梅谷・岡田編(2003). 日本農業害虫大事典,全国農村教育協会.
(*1)福島県病害虫防除所病害虫防除対策情報;http://www.pref.fukushima.jp/fappi/byougai_library/kaju/neaburamusi.htm
このページの先頭へ