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被害の実態・おそれ |
生態系にかかる影響 |
史前帰化植物のオナモミの他、在来種と競合し、駆逐するおそれがある。
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農林水産業への影響 |
世界的に見られる農耕地雑草の一つで、畑作物、牧草などに雑草害を及ぼす。有毒成分を含むため、家畜の採食を低下させたり中毒を引き起こす。総苞の棘の付着で羊毛の品質が低下することも問題になっている。
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人の健康への影響 |
不明
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被害をもたらしている要因 |
生物学的要因 |
干上がった池底に群生することもある。乾いた肥沃なところに生えるが、土壌条件に対する適応性が大きい。アレロパシー作用があるとされる。
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社会的要因 |
不明
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特徴並びに近縁種、類似種 |
果実の大きさや形はかなり多型で、オオオナモミとするものに複数種が含まれている可能性がある。オナモミ属は世界で約25種が知られる。日本に自生種はない。
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対策 |
侵入経路や分布拡大のメカニズムを把握し、効果的な防除方法や分布拡大の抑制策の検討が望まれる。 |
その他の関連情報 |
特になし |