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被害の実態・おそれ |
生態系にかかる影響 |
野生化した場合、在来カモ類(マガモ、カルガモなど)との交雑が懸念される。
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農林水産業への影響 |
不明
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人の健康への影響 |
不明
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被害をもたらしている要因 |
生物学的要因 |
カモ類は異種での交雑が結構見られるため、野生の在来カモ類との交雑が生じやすい。
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社会的要因 |
役畜であることから、飛翔力の強い個体が水田から逸失し野外に定着する可能性が考えられる。また、狩猟用の囮に用いられる鳴きアヒルや愛玩鳥の飼養場からの野外への逸出の可能性がある。
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特徴並びに近縁種、類似種 |
大きさは、アヒルとマガモの中間。羽色は、雄はマガモより淡いが、雌は暗色である(*1)。
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対策 |
役畜としてのアイガモの管理 |
その他の関連情報 |
あいがも農法は、水稲栽培においてアイガモの習性を利用して水田の雑草や害虫などを除去する無農薬法であり、環境保全型農業である(*1)。 あいがも(合鴨・間鴨・相鴨)は、『野生のマガモとアヒルとの交雑種』と定義されているが、現在我が国での食用の『あいがも』として流通しているものの大部分は『アヒル』である(*2) 。 |