昆虫 ⁄ 国内外来種 | ||||
オリーブアナアキゾウムシ | ||||
目名 | 鞘翅目 | |||
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科名 | ゾウムシ科 | |||
種名(亜種名*) | オリーブアナアキゾウムシ | |||
学名 | Dyscerus perforatus (Roelofs) (*1) | |||
カテゴリー | 北海道 | A3 | ||
環境省 | ||||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | 日本、台湾 |
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導入年代 | 不明 |
初報告 | 2008年 |
全国分布 | 本州、四国、九州 |
道内分布 | 千歳市で初確認された。 |
導入の原因 | 不明 |
生活史型 | 完全変態 |
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形態 | 体長13mmほどで、色は黒~黒褐色。体表には淡黄~黄褐色の鱗毛を有し、上翅では肩を囲む一帯と、翅端傾斜部はやや密である。吻は粗く点刻され、前胸背の顆粒~隆起は円くて大きく、正中部前半の隆起も太い。イボタノキやネズミモチオリーブを食害するほか、本道ではライラックで発生が確認された(*2)。 |
繁殖形態 | 成虫および幼虫で越冬し、産卵は4月から10月の長期にわたる。幼虫期は2ヶ月内外で木本の皮層や形成層で経て、その後に幹の材部に食入して蛹になってから1週間ほどで脱出する(*1)。 |
生息環境 | イボタノキやネズミモチの生育する森林、オリーブ園(*2) |
特記事項 | 本種はモクセイ科の木本を寄主とし、道内ではこれまで発生が確認されていなかった。千歳市で確認された個体群は、街路樹であるライラックの樹根および樹皮内に寄宿していた(*1)。 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 不明 |
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農林水産業への影響 | 農業林業に被害を及ぼす。本州ではオリーブの重要害虫である(*1)。 | |
人の健康への影響 | 不明 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 不明 |
社会的要因 | ライラック植栽への寄宿が確認された。本道ではライラックの植栽が多いため、今後被害が増大する可能性がある(*1)。 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | アナアキゾウムシ亜科の各種に類似種が多い。 | |
対策 | 不明 | |
その他の関連情報 | 特になし |
備考 |
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参考文献 | (*1)北海道病害虫防除所.2009.平成20年の発生にかんがみ注意すべき病害虫.北農78巻 2号.p54-69.北海道中央農業試験場 (*2)森本桂etc.2007.新訂原色昆虫大図鑑.p424,北隆館,東京 |
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