昆虫 ⁄ 国外外来種 | ||||
アカボシゴマダラ | ||||
目名 | 鱗翅目 | |||
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科名 | タテハチョウ科 | |||
種名(亜種名*) | アカボシゴマダラ | |||
学名 | Hestina assimilis | |||
カテゴリー | 北海道 | C | ||
環境省 | 要注意外来生物 | |||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | 中国,朝鮮半島、済州島、台湾 |
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導入年代 | 1995年 |
初報告 | 2008年 |
全国分布 | 神奈川県、東京都など関東各地 |
道内分布 | 豊平公園で1個体が確認された(*1)。 |
導入の原因 | 意図的な放蝶による。本道での1個体は、飼育個体の逸出と推定される(*1)。 |
生活史型 | 完全変態 |
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形態 | 前翅長40~53mmのやや大型のタテハチョウ。後翅の亜外縁に赤色の紋を持つ。低温期には赤色紋のない白化型個体も出現する。植樹はエノキである(*2)。 |
繁殖形態 | 越冬は枝の分岐、幹上で行い、落葉中で越冬する。競合する在来種ゴマダラチョウやオオムラサキより優位な環境を占める(*2)。 |
生息環境 | 植樹エノキの生育する雑木林など |
特記事項 | 特になし |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | ゴマダラチョウやオオムラサキと幼虫期の餌資源の争奪をおこし、これらを駆逐する原因となっている。 |
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農林水産業への影響 | 不明 | |
人の健康への影響 | 不明 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | オオムラサキやゴマダラチョウと幼虫期の共通の植樹であるエノキの利用に際し、越冬時に優位な場所を占めるため、春の若葉により早く到達することで、競合に優位にたつことができると考えられている(*2)。 |
社会的要因 | 不明 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | ゴマダラチョウに似るが、後翅の亜外縁に赤色の紋を持つことで容易に判別できる。赤色紋のない白色化個体は、前翅、後翅とも黒色部分が少なく、これもゴマダラチョウと判別が可能(*2) | |
対策 | 植物防疫法の検疫有害動物に指定されており、輸入が禁止されている。 | |
その他の関連情報 | 特になし |
備考 |
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参考文献 | (*1)堀繁久.2009.札幌市内の公園で撮影されたアカボシゴマダラ.jezoensis,35巻,p47 (*2)多紀保彦.2008.日本の外来生物.p122,平凡社,東京 |
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