哺乳類 ⁄ 国内外来種 | ||||
イヌ | ||||
目名 | ネコ目 | |||
---|---|---|---|---|
科名 | イヌ科 | |||
種名(亜種名*) | イヌ | |||
学名 | Canis familiaris | |||
カテゴリー | 北海道 | A3 | ||
環境省 | ||||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | ペットとして世界中に分布 |
---|---|
導入年代 | 不明 |
初報告 | 不明 |
全国分布 | 全国各地 |
道内分布 | 全道各地 |
導入の原因 | 飼育個体や猟犬の逃亡・遺棄 |
生活史型 | 不明 |
---|---|
形態 | ノイヌ化するものは中型犬以上が多い。 野生動物の捕食の他、人間の残飯にも依存 |
繁殖形態 | キツネなど野生動物の巣穴などを使って繁殖。繁殖期は通年で、発情周期は5~12ヶ月。産子数は1~15匹くらいである。 |
生息環境 | 人家周辺から森林まで広範囲 |
特記事項 | 数頭で群れを作ることが多い。 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 上位捕食者としての懸念があり、道東ではシカが捕食されている。 |
---|---|---|
農林水産業への影響 | 家畜が襲われる懸念がある。 | |
人の健康への影響 | 咬まれるなどして怪我をする。狂犬病のおそれがある。 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 習性上、群れを作る可能性が高く、その場合集団で狩りを行う。このため一度大集団が出来上がると、人間ですら襲われる危険が高まる。 |
社会的要因 | ペットの逸走、飼い主の飼育放棄 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | 不明 | |
対策 | 狩猟獣および野犬駆除、ペットの放逐をしないように普及啓蒙 | |
その他の関連情報 | 特になし |
備考 |
---|
参考文献 | 阿部永ほか (1994) 、日本の哺乳類:東海大学出版会 野生生物保護対策検討会移入種問題分科会 (2002)、移入種(外来種)への対応方針について 哺乳類保護管理専門委員会 (1999) 「移入哺乳類への緊急対策に関する大会決議」、哺乳類科学 39巻1号115-129頁 北海道新聞(1994)、11月12日 |
---|