ノーザンパイク
  魚類 ⁄ 国外外来種
ノーザンパイク
目名 カワカマス目
科名 カワカマス科
種名(亜種名 ノーザンパイク
学名 Esox lusius 
地方名 カワカマス、カモグチ
カテゴリー 北海道 E
環境省 特定外来生物
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 北極を中心としたアメリカ、ユーラシア大陸北部
導入年代 不明
初報告 不明
全国分布 全国各地の観賞魚店で販売されている。
道内分布 不明(道内各地の観賞魚店で販売されている。)
導入の原因 観賞魚として輸入・販売されている。

種の生物学的特性

生活史型 淡水型であるが、一部の個体群は汽水域に達する。
形態 全長150cmに達する。肉食で他の魚類やヘビ、ネズミなどの小動物を食べる。
繁殖形態 北アメリカでは氷が解けた直後の4-5月に産卵する。小型の粘着卵を多数産卵し、卵は水草などに付着する。1-4年で成熟する。
生息環境 湖や大きな河川の、清澄で水草の繁茂した場所を好む。
特記事項 本種は北半球の亜寒帯に広く分布する冷水性の肉食魚で、またサハリンには近縁のEsox reichartiが生息する。北海道の内水面に放流された場合定着の可能性があり、注意を要する。これまでに道内の野外における確認事例はない。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 肉食のため上位捕食者としての影響が考えられる。
農林水産業への影響 不明
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 本道の内水面に放流された場合、定着の可能性があるため。
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 不明
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 Berg, L. S. 1964 .Freshwater fishes of the U. S. S. R. and adjacent countries, Vol. 2 , 4th edn. Israel program for scientific translation. Jerusalem.
松原喜代松.1955.魚類の形態と検索. 1605p.石崎書店, 東京.
Scott, W. B. and E.J.Crossmann. 1973. Freshwater fishes of Canada. Fish. Res. Bd. Canada Bull. 184. 866p.