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  昆虫 ⁄ 国外外来種
ヒツジバエ
目名 双翅目
科名 ヒツジバエ科
種名(亜種名 ヒツジバエ
学名 Oestrus ovis
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 不明
導入年代 1956年以前
初報告 1956年(幌倉、石狩当別、新篠津で飼養のヒツジから発見)(*1,2)
全国分布 北海道
道内分布 ほぼ全域
導入の原因 輸入羊に寄生(*1,2)

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 幼虫が羊の鼻腔内に寄生(*1,2)
繁殖形態 成虫は鼻孔近くに産卵、幼虫は鼻腔に入り8~10ヶ月位で成長する。蛹化は土中で、1~2ヶ月くらいで成虫となる(*1,2)。
生息環境 羊を飼育する牧場など(*1,2)
特記事項 特になし

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 ヒツジの鼻の粘膜などに寄生して鼻炎の原因となる(*1,2)。
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 定着から時間が経過し、ヒツジ飼養の多い本道では全域に拡大した。
特徴並びに近縁種、類似種 不明
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 (*1)大林正士・片桐祐(1956). ヒツジバエに関する知見補遺,日獣会誌,9:420-421.
(*2)更科孝夫・米道裕弥・斎藤利朗・寒河江洋一郎・平山秀介(1980). 北海道におけるヒツジバエの現状とその対策,動薬研究,20:15-19.