キレハイヌガラシ
  植物 ⁄ 国外外来種
キレハイヌガラシ
科名 アブラナ科
種名(亜種名 キレハイヌガラシ
学名 Rorippa sylvenstris (L.)Bess.
英名 Creeping yellow-cress
異名 ヤチイヌガラシ
下位分類名  
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 ヨーロッパ
導入年代 戦後
初報告 伊藤(1965)植物研究雑誌
全国分布 北海道、本州(中部以北)
道内分布 全道各地
導入の原因 不明

種の生物学的特性

生活史型 多年草
形態 10-60cm
開花時期 春~夏
生息環境 牧草地、道端、人家周辺、溝地などのやや湿った所
特記事項 草丈4cm、根茎長15cmの株は30cm深でも萌芽する。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 植生などへの影響、競合・駆逐の可能性、在来生物への病気・寄生虫の媒介
農林水産業への影響 様々な作物を加害することで知られるマキバカスミカメが好むため、畑付近に生えると、メロンではネットの不規則分布などの異常亀裂が見られたり作物に影響をもたらす。また根の切片で旺盛に繁殖するため、農耕地に入ると除去が困難な雑草である。
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 根の切片で旺盛に繁殖するため、農耕地に入ると除去が困難な雑草である。
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 不明
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 五十嵐博(2001)北海道帰化植物便覧.p.48.
伊藤浩司・日野間彰・中井秀樹(1994)北海道高等植物目録Ⅲ.p.177.
長田武正(1972)日本帰化植物図鑑.p.147.北隆館.
長田武正(1976)原色日本帰化植物図鑑.p.277.保育社.
清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七(2001)日本帰化植物写真図鑑.p.111.全農協
清水建美 編(2003)日本の帰化植物.p.94.平凡社
滝田謙譲(2001)北海道植物図譜.p.368.