魚類 ⁄ 国外外来種 | ||||
ロングノーズ・ガー | ||||
目名 | ガー目 | |||
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科名 | ガー科 | |||
種名(亜種名*) | ロングノーズ・ガー | |||
学名 | Lepisosteus occeus | |||
地方名 | ガーパイク(Lepisosteus属の総称) | |||
カテゴリー | 北海道 | E | ||
環境省 | ||||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | ケベックからメキシコ北部にいたる北アメリカ大陸 |
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導入年代 | 不明 |
初報告 | 不明 |
全国分布 | 全国各地の観賞魚店で販売されている。 |
道内分布 | 不明(道内各地の観賞魚店で販売されている。) |
導入の原因 | 観賞魚として輸入・販売されている。 |
生活史型 | 淡水型であるが、一部の個体群は汽水から海水域に達する。 |
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形態 | 全長200cmに達する。体色は上部が褐色で腹部は白っぽく、大きめの黒斑が線状に並ぶように入る。非常に長命だといわれている(*1)。 |
繁殖形態 | 北アメリカでは3-8月に水草の繁茂した場所に大型の粘着卵を多数産卵する。 |
生息環境 | 湖や大きな河川の、水草の繁茂した場所を好む。 |
特記事項 | 本種は北アメリカに広く分布する冷水性の肉食魚で小型の幼魚が観賞魚として流通している。本道の内水面に放流された場合定着の可能性があり、注意を要する。これまでに道内の野外における確認事例はない。 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 上位捕食者としての影響 |
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農林水産業への影響 | 不明 | |
人の健康への影響 | 不明 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 本道の内水面に放流された場合、定着の可能性があるため。 |
社会的要因 | 不明 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | スポテッド・ガー、アリゲーター・ガーなど。 | |
対策 | 観賞魚として広範に流通しているので、野外放流しないよう注意を徹底する。 | |
その他の関連情報 | 特になし |
備考 |
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参考文献 | Scott, W. B. and E.J.Crossmann. 1973. Freshwater fishes of Canada. Fish. Res. Bd. Canada Bull. 184. 866p. Suttkus,R. D. 1963. Order Lepisostei. In Fishes of the western North Atlantic. Part three. (H. B. Bigelow, C. M. Breder, Y H. Olsen, D. M. Cohen, W. C. Schroeder, G. W. Meed, L. P. Schultz, D. Merriman and J. T. Tee-Van, eds), pp. 61-88. Sears Found. Mar. (*1)熱帯魚カタログ;http://webaf.biz/2006/11/post_102.html |
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