イワミツバ (フイリイワミツバを含む)
  植物 ⁄ 国外外来種
イワミツバ (フイリイワミツバを含む)
科名 セリ科
種名(亜種名 イワミツバ (フイリイワミツバを含む)
学名 Aegopodium podagraria L.
英名 Bishops goutweed
異名  
下位分類名  
カテゴリー 北海道 A2
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 ユーラシア
導入年代 戦前
初報告 奥山(1970)小樽
全国分布 北海道、本州(東京都、神奈川県)
道内分布 全道各地
導入の原因 戦前に食用として栽培されていたものが逸出

種の生物学的特性

生活史型 多年草
形態 40-80cm
開花時期 6-8月
生息環境 溝端や湿地、道端、空地など
特記事項 全体に強いセリの臭いがあり、無毛。地中を横走する白色の根茎から株を生じて、やや湿った土地に群生する。根出葉は長い柄があって2回3出の複葉、互生する。小葉は先の尖った卵形で細かい鋸歯がある。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 大群落を形成し、日陰にも強いため、他の自然植生に多大な影響を与える可能性がある。
農林水産業への影響 不明
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 地下茎で繁殖するため大群落となりやすい。日陰にも強い。
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 傘型の花序を出し、直径2㎜ほどの白色の小さな5弁花を密につける。基部に苞葉がない。果実は長楕円形、長さ約3.5mm。
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

  五十嵐 博(写真はフイリイワミツバ) 提供

備考

備考  

参考文献

参考文献 日本の外来生物 平凡社 より引用
伊藤浩司・日野間彰・中井秀樹(1994)北海道高等植物目録Ⅲ.p.365.
長田武正(1972)日本帰化植物図鑑.p.86.北隆館.
長田武正(1976)原色日本帰化植物図鑑.p.166.保育社.
清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七(2001)日本帰化植物写真図鑑.p.216.全農協.
清水建美 編(2003)日本の帰化植物.p.150.平凡社
滝田謙譲(2001)北海道植物図譜.p.642.
環境省HP自然環境局要注意外来生物リストより引用