植物 ⁄ 国外外来種 | ||||
アメリカネナシカズラ | ||||
科名 | ヒルガオ科 | |||
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種名(亜種名*) | アメリカネナシカズラ | |||
学名 | Cuscuta pentagona Engelm. | |||
英名 | Field dodder | |||
異名 | コバノアメリカネナシカズラ | |||
下位分類名 | ||||
カテゴリー | 北海道 | A3 | ||
環境省 | 要注意外来生物 | |||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | 北アメリカ |
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導入年代 | 戦後 |
初報告 | 高橋誼(1978)三石 |
全国分布 | 北海道~沖縄 |
道内分布 | 全道各地(道東) |
導入の原因 | 輸入種子などに混入して、移入 |
生活史型 | 一年草・つる性 |
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形態 | 長さ50cm |
開花時期 | 8-9月 |
生息環境 | 畑地、樹園地、牧草地、路傍、荒地、河川敷、海浜、栽培植物など |
特記事項 | 温帯~熱帯に分布する。やや乾いた土地に多い。両性花をつける。蒴果は、風、雨、動物(体内含む)により伝播される。ヒルガオ科の一年草、つる性、寄生植物で吸盤で宿主の茎にからみつく。 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 多様な植物に寄生するので、在来種や農作物の生長を抑制するおそれがある。寄主植物は、キク科、ウリ科、ナス科、シソ科、ヒルガオ科、キョウチクトウ科、セリ科、アオイ科、アブラナ科、ヒユ科、アカザ科、ツルムラサキ科、ユリ科、イネ科など多数に及ぶため、様々な在来植物がが寄生されて、生育を抑制されるおそれがある。 |
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農林水産業への影響 | イタリア、ユーゴスラビア、日本、アメリカ、アルゼンチンなどの諸国で様々な作物に寄生する強害草である。北海道のジャガイモや、ナスなどの畑作物や、園芸植物へ寄生して減収をもたらす。 | |
人の健康への影響 | 不明 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 多種に寄生する。発芽適温は20~30℃、暗条件でも発芽する。寄主がないと発芽後10~15日で枯死する。種子の寿命は長く、51年前の種子でも硫酸処理すると20%が発芽した。 種子の寿命は50年以上、動物の胃中でも生存するとの報告がある。 |
社会的要因 | 不明 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | ネナシカズラ属は世界に約170種ある。日本には4種が自生する。本種の他にアマダオシ、ツメクサダオシの野生化が報告されている。他のネナシカズラ類とは花時に雄しべが花冠裂片から突出する点で区別できる。帰化当初は、ハマネナシカズラやマメダオシと誤認されることが多かった。 | |
対策 | 不明 | |
その他の関連情報 | 野菜畑、鉢植えを含めた園芸植物に発生して被害を与えている。多発する場合あり。 |
備考 |
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参考文献 | 五十嵐博(2001)北海道帰化植物便覧.p.84. 伊藤浩司・日野間彰(1987)北海道高等植物目録Ⅳ.p.60. 長田武正(1976)原色日本帰化植物図鑑.p.161.保育社. 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七(2001)日本帰化植物写真図鑑.p.240.全農協.v 環境省HP自然環境局要注意外来生物リストより引用 http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/detail_sho.html#34 清水建美 編(2003)日本の帰化植物.p.161.平凡社 |
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