リンゴワタムシ
  昆虫 ⁄ 国外外来種
リンゴワタムシ
目名 半翅目
科名 アブラムシ科
種名(亜種名 リンゴワタムシ
学名 Eriosoma lanigerum
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 北アメリカ
導入年代 1870年代
初報告 七重村(1878年)
全国分布 北海道、本州
道内分布 ほぼ全域
導入の原因 苗木の移入

種の生物学的特性

生活史型 単為生殖により幼虫を胎生し、増殖をくり返す特殊な生活環をもつ。
形態 体が綿状の物質で覆われるアブラムシで体長5mm前後 世界的に不完全生活環が知られる。越冬生態は不明、 吸汁性。バラ科樹木、特にリンゴに寄生
繁殖形態 バラ科樹木、特にリンゴ
生息環境 果樹園など
特記事項 特になし

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 リンゴに寄生し、加害部にコブを作るなどの被害を及ぼす。
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 単為生殖可能なため、大発生しやすい。
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 トドノネオオワタムシ
対策 生物的防除として、ワタムシヤドリバチが導入された地域では、被害が抑止されている。
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 Blackman & Eastop(1984),Aphids on worlds|crop
北海道植物防疫協会(1995). 北海道病害虫防除提要.
梅谷・岡田編(2003). 日本農業害虫大事典,全国農村教育協会.
(独)果樹研究所;http://www.fruit.affrc.go.jp/