魚類 ⁄ 国内外来種 | ||||
メダカ | ||||
目名 | ダツ目 | |||
---|---|---|---|---|
科名 | メダカ科 | |||
種名(亜種名*) | メダカ | |||
学名 | Oryzias latipes | |||
地方名 | メ・ウキ・オキンチョコバイ・カンカンビイチャコ | |||
カテゴリー | 北海道 | B | ||
環境省 | ||||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | 日本(本州・四国・九州)の止水域。朝鮮半島、中国中南部、台湾 |
---|---|
導入年代 | 1940年代 |
初報告 | 1961年(*1) |
全国分布 | 全国各地に分布するが、近年は減少傾向にある。 |
道内分布 | 函館、室蘭 |
導入の原因 | 他の淡水魚の移植に混入したものと考えられる。 |
生活史型 | 淡水型であるが、汽水域にも見られる。 |
---|---|
形態 | 全長4cmに達する。野生型では焦げ茶色がかった灰色だが、突然変異型では体表の、黒色、黄色、白色、虹色の4種類の色素胞の有無あるいは反応性の違いによって様々な色調を示し、カラーメダカと呼ばれる。 |
繁殖形態 | 北海道での産卵期は4月から9月である。年に2~3回産卵し、水草に粘着卵を生みつける。 |
生息環境 | 浅い池沼や河川の下流周辺の水溜り、水田や水路など |
特記事項 | 北海道では温泉地や人家の近くの池など、特殊な環境下で自然繁殖が確認されている。北海道では半ば人工的な環境で自然繁殖が確認されているのみなので、現在のところほとんど影響はないと思われる。 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 不明 |
---|---|---|
農林水産業への影響 | 不明 | |
人の健康への影響 | 不明 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 不明 |
社会的要因 | 不明 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | カダヤシ | |
対策 | 不明 | |
その他の関連情報 | 絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)である。 |
備考 |
---|
参考文献 | (*1)小林弘.1961.生物教材上よりみた北海道の淡水魚について.生物教材の開拓,1,14-27. 環境省自然環境局生物多様性センター.2002.生物多様性調査動物分布調査・淡水魚類報告書.545p. 小林弘・大滝紀夫.1967.室蘭に生息するメダカについて.生物教材,5,11-20. 宮地伝三郎・川那部浩哉・水野信彦.1976.原色日本淡水魚類図鑑 全改訂新版.462p.保育社,大阪. 吉岡寛・高橋久夫・下河原徳右.1970.函館に生息する野生メダカ.生物教材,7,71-75. |
---|