魚類 ⁄ 国外外来種 | ||||
ソウギョ | ||||
目名 | コイ目 | |||
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科名 | コイ科 | |||
種名(亜種名*) | ソウギョ | |||
学名 | Ctenopharyngodon idella | |||
地方名 | ||||
カテゴリー | 北海道 | C | ||
環境省 | 要注意外来生物 | |||
ワースト100 | 日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会) | |||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | ロシアのアム-ル川流域から中国大陸南部 |
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導入年代 | 不明 |
初報告 | 1978年 |
全国分布 | 関東地方の利根川・江戸川水系、全国各地の湖沼 |
道内分布 | 不明 |
導入の原因 | 日本へは1898年以来導入が試みられてきたが、1948年に利根川水系での繁殖が確認された。1940年代に移植されたものが定着したとされる。埼玉県で種苗生産されており、北海道へは国内産の種苗が除草目的で石狩川水系の下流域、大沼で放流された。 |
生活史型 | 淡水型 |
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形態 | 背はなだらかで背鰭基底が短い。全長140cmに達する。草食性で、岸辺の水生植物を食べる(*1)。 |
繁殖形態 | 利根川水系では6~7月に産卵する。卵は浮性卵で流下しながら発生し、下流で孵化する。 |
生息環境 | 大きな河川の下流やその水系の湖沼に住む。 |
特記事項 | 中国四大家魚の中ではアオウオとともに最も北方に分布する。気候条件からすると北海道での定着の可能性がある。本種の自然繁殖には流域の長い河川が必要であるが、石狩川水系は長い流域を有し定着の可能性はある。正式な文献ではないが、2009年になって篠津湖での釣果報告が相次いでおり、専門家による同定が望まれる(*2)。 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 在来水生植物への影響、上位捕食者としての影響 |
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農林水産業への影響 | 不明 | |
人の健康への影響 | 不明 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 餌の消費量が多く、在来の水生植物が食べつくされる可能性がある(*1)。 |
社会的要因 | 不明 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | コイ、アオウオと似るが、口ひげがないことで判別できる。 | |
対策 | 不明 | |
その他の関連情報 | 特になし |
備考 |
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参考文献 | (*1)松沢陽士.et.al.2008.日本の外来魚ガイド42p.文一総合出版,東京 Berg, L. S. 1964. Freshwater fishes of the U. S. S. R. and adjacent countries, Vol. 2 , 4th edn. Israel program for scientific translation. Jerusalem. 環境省自然環境局生物多様性センター.2002.生物多様性調査動物分布調査・淡水魚類報告書.545p. 森為三.1939.原色満州有用淡水魚類図説.55p.南満州鉄道株式会社,大連. 中村守純.1969.日本のコイ科魚類.455p.資源科学研究所,東京. 杉若圭一.1978.ソウギョ・ハクレンの養殖. 魚と水,(19),40-42. 日本生態学会編.2002.外来種ハンドブック.390p.地人書館,東京. (*2)こいしん北海道版(以下のURLに写真入り釣果情報あり):http://www.geocities.jp/senasenapapa/koimania/koisin/12.htm |
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