ニカメイガ
  昆虫 ⁄ 国外外来種
ニカメイガ
目名 鱗翅目
科名 メイガ科
種名(亜種名 ニカメイガ
学名 Chilo suppresalis
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 東南アジア
導入年代 不明
初報告 不明
全国分布 全国
道内分布 ほぼ全域
導入の原因 稲作栽培とともに北上

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 開帳時雄約19mm、雌約35mm。灰白色の小型の蛾。幼虫は黄褐色で、褐色の縦縞があり、老齢幼虫は約25㎜程度に達する。幼虫時に主にイネ科の植物の茎中を食害する(*1)。
繁殖形態 年1~2回発生、幼虫越冬
生息環境 稲作地帯の水田
特記事項 近年、ツトガ科(Crambidae) ツトガ亜科(Crambinae)と分類するものも多い。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 イネへの食害
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 本種はイネのみを食草とするため、全国的に分布拡大した。
特徴並びに近縁種、類似種 メイガ科には近似する種が多い。翅の斑紋等で区別する。
対策 防除には合成フェロモンを用いた雌雄の交信撹乱手法がある。
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 (*1)梅谷・岡田編(2003). 日本農業害虫大事典,全国農村教育協会.
北海道植物防疫協会(1995). 北海道病害虫防除提要.
List-MJ 日本産蛾類総目録;http://listmj.mothprog.com/