オオキンケイギク
  植物 ⁄ 国外外来種
オオキンケイギク
科名 キク科
種名(亜種名 オオキンケイギク
学名 Coreopsis lanceolata Torr.et Gray
英名 Lance-leaved tickseed
異名  
下位分類名  
カテゴリー 北海道 A3
環境省 特定外来生物
ワースト100 日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会) 
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 北アメリカ
導入年代 戦後
初報告 不明
全国分布 ほぼ全国
道内分布 各地に点在
導入の原因 観賞用に栽培され、逸出

種の生物学的特性

生活史型 多年草
形態 30-70㎝
開花時期 5-7月
生息環境 道端、河川敷、海岸など
特記事項 特になし

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 強靱な性質のため全国的に野生化し、河川敷や道路にしばしば大群落をつくっており、在来生態系への影響が危惧されている。
農林水産業への影響 不明
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 八重咲きの矮生種がふえ、鉢植えや花壇に利用されていた。 強健で冬期のグラウンドカバー効果が高く、花枯姿が汚くないなどの理由で、ワイルドフラワー緑化で最も多く使われたものの一つである。道路の法面緑化等に近年大量に使用されるようになった。緑化用のポット苗としての生産・流通があった。河川の土手等に黄色い花を一斉に開花することから、地域の住民に親しまれている場合がある。
特徴並びに近縁種、類似種 ハルシャギク属では、本種以外にキンケイギクC.drummondii、ハルシャギクC.tinctoriaが野生化しているほか、観賞用に育成された様々な園芸品種が流通している。
対策 増えすぎを防ぐためには、梅雨時に刈り払いを行い、結実を防ぐことが必要である。
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 五十嵐博(2001)北海道帰化植物便覧.p.116.
長田武正(1972)日本帰化植物図鑑.p.19.北隆館
長田武正(1976)原色日本帰化植物図鑑.p.67.保育社
清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七(2001)日本帰化植物写真図鑑.p.344.全農協.
環境省HP自然環境局特定外来生物リストより引用 http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/L-syo-01.html
清水建美 編(2003)日本の帰化植物.p.201.平凡社