グラジオラスアザミウマ
  昆虫 ⁄ 国外外来種
グラジオラスアザミウマ
目名 総翅目
科名 アザミウマ科
種名(亜種名 グラジオラスアザミウマ
学名 Thrips alliorum
カテゴリー 北海道 C
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 アフリカ南部
導入年代 国内では1986年に茨城県、静岡県、奈良県のグラジオラスで初めて発見された。
初報告 1989年
全国分布 本州
道内分布 長沼町、南幌町で確認(*1)
導入の原因 寄生したグラジオラス球根の導入

種の生物学的特性

生活史型 不完全変態
形態 体長1.4~1.9mm、体色は灰褐色~暗赤褐色である。 植食性(グラジオラス、カーネーション、ダリア、アイリス、フリージア、バラ、カンナなどの花卉類)
繁殖形態 不明
生息環境 花き栽培地など
特記事項 冬季の土壌温度が0℃以下になる場所では越冬できないとされる。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 成虫・幼虫がグラジオラスの茎葉、蕾、花弁の表面を食害し、白斑を生じさせる。
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 不明
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 (*1)道立中央農業試験場病虫部発生予察科(1989). 昭和63年度の発生にかんがみ注意すべき病害虫,北農,56(7):1-15.
梅谷ら(1988). 農作物のアザミウマ,分類から防除まで,全国農村教育協会,東京,p.422.
北川(1985). 植物防疫所資料4号追補,植物検疫重要害虫解説,害虫-68.