
植物 ⁄ 国外外来種
イヌカミツレ
科名		キク科
種名（亜種名＊）		イヌカミツレ
学名		Matricaria perforata Merat.
英名		Scentess chamomile
異名		ウイキョウギク、イヌカミルレ
下位分類名
カテゴリー	北海道	A3
	環境省
	ワースト100
＊)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯


原産地	ヨーロッパ
導入年代	戦後
初報告	不明
全国分布	北海道、本州、沖縄
道内分布	全道各地（道端など）
導入の原因	芝生種子などに混入し、移入

種の生物学的特性


生活史型	一年草または二年草
形態	20-60㎝
開花時期	7-8月
生息環境	道端、麦畑、法面など
特記事項	特になし

影響


被害の実態・おそれ	生態系にかかる影響	植生などへの影響、競合・駆逐の可能性、在来生物への病気・寄生虫の媒介
	農林水産業への影響	既に広く野生化しているが、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある地域については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる。秋まき小麦畑で強害
	人の健康への影響	不明
被害をもたらしている要因	生物学的要因	発芽温度は最高35℃、最適20℃、最低2～5℃、寿命は5～20年、発生深度は1cm以内
被害をもたらしている要因	社会的要因	不明
特徴並びに近縁種、類似種		不明
対策		通常の体系除草
その他の関連情報		特になし

写真・イラスト

備考


備考

参考文献

五十嵐博(2001)北海道帰化植物便覧.p.127.
伊藤浩司･日野間彰(1987)北海道高等植物目録Ⅳ.p.177.
長田武正(1972)日本帰化植物図鑑.p.5,37,38.北隆館
長田武正(1976)原色日本帰化植物図鑑.p.30.保育社
清水矩宏･森田弘彦･廣田伸七(2001)日本帰化植物写真図鑑.p.378.全農協.
清水建美編(2003)日本の帰化植物.p.220.平凡社
滝田謙譲(2001)北海道植物図譜.p.994.