哺乳類 ⁄ 国外外来種 | ||||
プレーリードッグの一種 | ||||
目名 | ネズミ目 | |||
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科名 | リス科 | |||
種名(亜種名*) | プレーリードッグの一種 | |||
学名 | Cynomys spp. | |||
カテゴリー | 北海道 | B | ||
環境省 | ||||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | 北アメリカ |
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導入年代 | 不明 |
初報告 | 不明(*1より2002年時点では確認記録がある) |
全国分布 | 北海道、長野県 |
道内分布 | 不明 |
導入の原因 | ペットの逃亡・遺棄 |
生活史型 | 繁殖期は2~3月で、子は2ヶ月ほどで離乳するが巣には長く残り、オス1頭に1~4頭のメスと子どもたちで集団生活を送る、平均寿命は5~10年程度(オグロプレーリードッグの場合)。 |
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形態 | 頭胴長約30cm、尾長約8cm、体重400-1200g、体色は褐色か茶色 |
繁殖形態 | 約1ヶ月の妊娠期間の後、4~5頭の子を産む。 |
生息環境 | 乾燥した草原地帯で地中にトンネル状の巣を作り、集団で生活する。 |
特記事項 | 特になし |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 不明 |
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農林水産業への影響 | 野生化すると牧草等への影響の可能性は否定できない。 | |
人の健康への影響 | プレーリードッグへ付着した感染ノミの刺咬、あるいは感染動物との接触により腺ペストなどの感染症にかかる可能性は否定できない。 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 不明 |
社会的要因 | 不明 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | 特になし | |
対策 | 「北海道動物の愛護及び管理に関する条例」で特定移入動物に指定されている。 | |
その他の関連情報 | プレーリードッグがペスト菌に感染した場合獣医師は、届出を行わなければならない。 厚生労働省:感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/02-03.html |
備考 |
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参考文献 | 川道美枝子 (2000) 「輸入されるリス類と感染症」、リスとムササビ 7巻4-5頁 柳川久 (2000) 「ペットとして日本に持ち込まれている外国産リス類」、リスとムササビ 7巻2-3頁 (*1)押田龍夫・柳川久 (2002) 「外来リス類」、外来種ハンドブック:地人書館 67頁 哺乳類保護管理専門委員会 (1999) 「移入哺乳類への緊急対策に関する大会決議」、哺乳類科学 39巻1号115-129頁 |
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