鳥類 ⁄ 国内外来種 | ||||
ヤマドリ | ||||
目名 | キジ目 | |||
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科名 | キジ科 | |||
種名(亜種名*) | ヤマドリ ( ヤマドリ、ウスアカヤマドリ ) | |||
学名 | Syrmaticus soemmerringii scintillans, Syrmaticus soemmerringii subrufus | |||
カテゴリー | 北海道 | B | ||
環境省 | ||||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | 日本(本州) (*3,5) |
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導入年代 | 亜種ヤマドリは、1981年~1985年に放鳥、亜種ウスアカヤマドリは、 1974年~1987年に放鳥の記録がある(*1,2)。 |
初報告 | 不明 |
全国分布 | 道内のほか、亜種ヤマドリの自然分布は、本州の北緯30°20′、島根県北部、兵庫県北部の以北(*5)。亜種ウスアカヤマドリの分布は、本州の北緯35°10′以南の太平洋側、千葉県、静岡県、三重県、和歌山県、山口県及び四国愛媛県南部(*3,5)。 |
道内分布 | 亜種ヤマドリは旭川市・栗山町に、亜種ウスアカヤマドリは伊達市・恵山町(函館市)・千歳市に放鳥されたという記録がある(*1,2)。 2009年2月に道南の鹿部町でヤマドリが観察されている(*7)。放鳥年代や寿命等を考慮すると、放鳥個体が生き残っている可能性は低く、世代交代して残存している可能性がある(特記事項欄を参照)。 |
導入の原因 | 狩猟対象とするため、社団法人北海道猟友会が放鳥(*1) |
生活史型 | 留鳥(*3,5) |
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形態 | 雄は、全長125㎝、全体が赤っぽい褐色、尾は長い。雌は、全長55㎝、体は赤褐色、尾は短い(*4)。 |
繁殖形態 | 森林中に営巣。巣は、樹木の根元や石の陰など、地上に作る。産卵数は、7~13個。雌のみが抱卵・育雛。一夫多妻(*3,4) |
生息環境 | 森林(*3,5) |
特記事項 | 日本固有種・亜種(*2,4) 2009年2月に道南の鹿部町でヤマドリが観察されている。放鳥年代や本種の寿命等を考慮すると、当時の放鳥個体が生きているとは考えにくいため、世代交代して定着している可能性がある。 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 不明 |
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農林水産業への影響 | 不明 | |
人の健康への影響 | 不明 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 不明 |
社会的要因 | 不明 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | 亜種ウスアカヤマドリは、亜種ヤマドリに比べて、全体に赤銅色がちで黄金色の金属光沢がある。 | |
対策 | 放鳥に対する規制 | |
その他の関連情報 | 亜種ヤマドリは、道内には1981年~1985年までの5年間に159羽放鳥された。1986年以降は放鳥されていない。亜種ウスアカヤマドリは、道内には1974年~1987年までの14年間のうち11年間に516羽放鳥された。1988年以降は放鳥されていない。いずれも現在の状況は不明であるが、放鳥後の生息情報は少ない(*1,2)。狩猟鳥 |
備考 | 旧亜種名キタヤマドリ(*5)。道内では通常ヤマドリと呼ばれいているのはエゾライチョウを指すことが多い(*2)。狩猟鳥であることから、放鳥されてきた(*6)。 |
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参考文献 | (*1)北海道環境科学研究センター.1997.ヤマドリ分布調査報告書. (*2)川路則友.1993.北海道におけるヤマドリ.北方林業45:32-33. (*3)清棲幸保.1978.日本鳥類大図鑑Ⅱ.講談社. (*4)日本動物大図鑑第4巻鳥類Ⅱ.1997.平凡社. (*5)日本鳥類目録編集委員会.2000.日本鳥類目録改訂第6版.日本鳥学会. (*6)川路則友 2002 キジ・ヤマドリ~放鳥によって本来の姿をなくす恐れ 外来種ハンドブック 日本生態学会編 地人書館 91 (*7) 「道内に生息しないヤマドリ 鹿部で撮影、確認 ほそぼそと定着?」北海道新聞 道南版 2009年5月20日(朝刊) |
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