昆虫 ⁄ 国外外来種 | ||||
イガ | ||||
目名 | 鱗翅目 | |||
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科名 | ヒロズコガ科 | |||
種名(亜種名*) | イガ | |||
学名 | Tinea translucens | |||
カテゴリー | 北海道 | K | ||
環境省 | ||||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | 台湾といわれている(*2)。 |
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導入年代 | 不明 |
初報告 | 不明 |
全国分布 | 全国 |
道内分布 | - |
導入の原因 | 不明 |
生活史型 | 完全変態 |
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形態 | 卵は長径0.5mm、短径0.3mm。長楕円形で光沢のある淡黄色を帯びた白色。幼虫体長は7mm。頭部成虫体長5mm、開帳9-16mm。体色は全体が淡灰褐色。前翅に3個の小さな暗灰色の斑紋をもつ。幼虫は毛織物・衣類・魚粉などを食べる。 北海道では屋内で発生する。 繊維を巣材として用いる(*1)。 |
繁殖形態 | 発生回数は不定で2~6回 |
生息環境 | 不明 |
特記事項 | 屋外での発生は未知 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 不明 |
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農林水産業への影響 | 不明 | |
人の健康への影響 | 幼虫は衣類や毛織物、毛筆類、小動物標本、鰹節などを食害し、幼虫の糞や吐糸で汚染される(*1)。 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | ヒロズコガ科に属するものは元来食性が広く、繊維のような人工物も餌ニッチとして利用できるものが存在する。 |
社会的要因 | 不明 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | 不明 | |
対策 | 不明 | |
その他の関連情報 | 特になし |
備考 |
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参考文献 | Kuwanas.&S.Nakamura(1963). Studies in moltproofing,PartⅡ. Textile Res.J.33:649-660. (*1)環境コントロールセンター;http://www.e-c-c.co.jp/gaichu/clothes/iga.html (*2)みんなで作る日本産蛾類辞典:http://www.jpmoth.org/Tineidae/Tineinae/Tinea_translucens.html |
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