キタリス
  哺乳類 ⁄ 国外外来種
キタリス
目名 ネズミ目
科名 リス科
種名(亜種名 キタリス
学名 Sciurus vulgaris
カテゴリー 北海道 C
環境省 特定外来生物
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 ユーラシア北部
導入年代 不明
初報告 不明(*1,2,3より2000年時点では確認記録がある)
全国分布 狭山丘陵で生息確認
道内分布 不明
導入の原因 ペットの逃亡・遺棄

種の生物学的特性

生活史型 春から秋まで繁殖し、年1~2回出産。昼行生で樹上生活
形態 頭胴長22~27cm、尾長16~20cm、体重300~410g(エゾリス)、クルミ・ドングリなどの種子、果実、キノコ、昆虫などを採食する。冬用に食物を地面に貯蔵する。
繁殖形態 年1~2回出産し、1回に1~7頭の子を産む。
生息環境 平野部から亜高山帯までの森林に生息
特記事項 特になし

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 亜種エゾリスとの交雑の懸念がある。
農林水産業への影響 園芸樹木への食害の懸念がある。
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 在来の亜種エゾリス
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考 定着状況が不明なため、懸念される影響を記した。

参考文献

参考文献 (*1)川道美枝子 (2000) 「輸入されるリス類と感染症」、リスとムササビ 7巻4-5頁
(*2)柳川久 (2000) 「ペットとして日本に持ち込まれている外国産リス類」、リスとムササビ 7巻2-3頁
押田龍夫・柳川久 (2002) 「外来リス類」、外来種ハンドブック:地人書館 67頁
(*3)繁田真由美 (2000) 「狭山丘陵で発見されたキタリスについて」、リスとムササビ 7巻6-9頁