noimage
  昆虫 ⁄ 国内外来種
カシノシマメイガ
目名 鱗翅目
科名 メイガ科
種名(亜種名 カシノシマメイガ
学名 Pyralis farinalis
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 不明(世界中に分布)
導入年代 不明
初報告 不明
全国分布 全国
道内分布 ほぼ全域
導入の原因 穀物の移動

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 老齢幼虫の体長は25mm。頭部は褐色、胴部は乳白色。成虫は羽を広げると22-30mm。前翅は基部と先端が赤褐色、中央が黄褐色で、その周りを白い線で縁取る。穀類、穀粉類、種子類などを食害する。年1~3回発生(*1)。
繁殖形態 幼虫は穀粉や菓子類などを糞と共に糸で絡めて、巣のようなもの造って中に潜む。一般に越冬は幼虫でする(*1)。
生息環境 製粉工場などで、砕米や塵などを綴った中で生活する(*1)。
特記事項 貯穀害虫

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 穀類および穀粉とそれを使用した製品への食害
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 一般に、発生源が食品であるため、発生後の防除・駆除は困難で、製品の破棄を余儀なくされるため。また、穀類および穀粉とそれを使用した製品は、移動範囲が広範なため、発生地が拡大しやすい(*1)。
特徴並びに近縁種、類似種 シマメイガ亜科の各種
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 梅谷・岡田編(2003). 日本農業害虫大事典,全国農村教育協会.
(*1)(独)食品衛生研究所;http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/34.html