ノシメマダラメイガ
  昆虫 ⁄ 国内外来種
ノシメマダラメイガ
目名 鱗翅目
科名 メイガ科
種名(亜種名 ノシメマダラメイガ ( ノシメコクガ ) 
学名 Plodia interpunctella
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 中アメリカ原産と言われるが、国内にも広く分布しており詳細不明
導入年代 不明
初報告 不明
全国分布 全国
道内分布 ほぼ全域
導入の原因 穀物の移動

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 卵は直径0.4mm内外の楕円形。乳白色。老齢幼虫の体長は10-12mm。頭部は茶褐色、腹部は系統や環境により、黄白色、淡赤色、淡緑色などになる。蛹の体長は8mm前後で黄褐色。成虫は体長7-8mmになり、翅を広げると14mm内外。頭部は紫赤色、腹部は灰白色、前翅の基半分は淡黄色、灰褐色で仕切られたあと半分は赤褐色。穀類、小麦粉などの穀粉、油分の多い乾燥加工食品など食害する(*1)。
繁殖形態 国内における発生は年2~4回と考えられるが、発生経過は極めて不規則で、暖房のきいた屋内では、常に卵から成虫までが混在して見られる(*1)。
生息環境 製粉工場や、穀倉庫、一般家庭など
特記事項 貯穀害虫

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 穀類および穀粉とそれを使用した製品への食害
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 一般に、発生源が食品であるため、発生後の防除・駆除は困難で、製品の破棄を余儀なくされるため。また、穀類および穀粉とそれを使用した製品は、移動範囲が広範なため、発生地が拡大しやすい(*1)。
特徴並びに近縁種、類似種 不明
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 梅谷・岡田編(2003). 日本農業害虫大事典,全国農村教育協会.
(*1)(独)食品衛生研究所;http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/34.html