ヘイケボタル  *本州産
  昆虫 ⁄ 国内外来種
ヘイケボタル  *本州産
目名 鞘翅目
科名 ホタル科
種名(亜種名 ヘイケボタル  *本州産
学名 Luciola lateralis
カテゴリー 北海道 C
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 日本(本州以南)
導入年代 不明
初報告 不明
全国分布 本州
道内分布 詳細不明だが、各地に導入されている。沼田町では1988年に岐阜県から導入。
導入の原因 人為放逐による。

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 成虫:体長7-10mm。前胸部は赤く、1本の黒いスジがある。オスは腹部の第5・6節、メスは第5節が発光する。幼虫は、モノアラガイなどの水生巻貝を捕食する。
繁殖形態 不明
生息環境 流れの緩い水路や湿地など
特記事項 全国で少なくとも6つのハプロタイプが確認されている。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 上位捕食者としての影響、在来ヘイケボタルとの競合と駆逐の可能性、交雑による遺伝的な攪乱が懸念される。
農林水産業への影響 不明
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 ハプロタイプが異なっても種内交雑は容易に発生する。
社会的要因 人為的な導入が盛んな種である。
特徴並びに近縁種、類似種 ゲンジボタルに似るが、本種がより小型なことと、前胸部の黒色斑紋が1本なことで判別できる。
対策 他地域から生物を移入して放逐しないように普及啓蒙
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 喜田和孝(2003). 知床移入種事情,知床ライブラリー5,知床の昆虫:212-225.
日本ホタルの会;http://www.nihon-hotaru.com/