昆虫 ⁄ 国外外来種 | ||||
カーネーションハモグリバエ | ||||
目名 | 双翅目 | |||
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科名 | ハモグリバエ科 | |||
種名(亜種名*) | カーネーションハモグリバエ | |||
学名 | Liriomyza dianthicola | |||
カテゴリー | 北海道 | C | ||
環境省 | ||||
ワースト100 | ||||
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。 ●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。 |
原産地 | 地中海沿岸 |
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導入年代 | 1996年 |
初報告 | 1997年 |
全国分布 | 不明 |
道内分布 | 1995年、浦臼町などで発生例があるが、現在は発生・被害の情報がない(*1)。 |
導入の原因 | 寄生したカーネーションの導入 |
生活史型 | 完全変態 |
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形態 | 幼虫は体長2~3mm程度の白色から黄白色のウジで、蛹化は地中で行われ、蛹(囲蛹)は大きさ2mm、色は褐色である。成虫は体長2mm程度の小型のハエで、色は黄色で胸および腹部背面は黒である。 カーネーション(ナデシコ科Dianthus属) だけに寄生する。 |
繁殖形態 | 黄白色のウジが葉にもぐる。蛹化は地中で行われ、蛹(囲蛹)は大きさ2mm、色は褐色である。イタリアでは4月から10月にかけて少なくとも7世代を経過するという。 |
生息環境 | 栽培花卉(カーネーション) |
特記事項 | 休眠性を有すると見られているが、1990年代の発生確認以降、被害や分布の拡大を示す報告はない。しかし、再発生が認められれば、防除手法の確立が課題となる種として留意されている(*1)。 |
被害の実態・おそれ | 生態系にかかる影響 | 不明 |
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農林水産業への影響 | カーネーションへの食害。被害株は下位から上位におよぶ葉と、激しい場合には茎にも食入被害を受ける。 | |
人の健康への影響 | 不明 | |
被害をもたらしている要因 | 生物学的要因 | 不明 |
社会的要因 | 欧州より導入したカーネーションに寄宿していたため。 | |
特徴並びに近縁種、類似種 | ナスハモグリバエ | |
対策 | 不明 | |
その他の関連情報 | 特になし |
備考 |
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参考文献 | (*1)北海道病害虫防除所(1997). 平成8年の発生にかんがみ注意すべき病害虫,北農,64(2):199-210. 岩崎暁生・水島俊一(1997). 日本におけるカーネーションハモグリバエ(Liriomyza dianthicola (Venturi))の新発生,植物防疫,51(9):424-428,1pl. |
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