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  昆虫 ⁄ 不明
ココクゾウムシ
目名 鞘翅目
科名 オサゾウムシ科
種名(亜種名 ココクゾウムシ
学名 Sitophilus oryzae
カテゴリー 北海道 K
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 熱帯地域と推定されているが詳細は不明
導入年代 不明
初報告 不明
全国分布 全国
道内分布
導入の原因 コメの移動にともなって進入したと考えられる。

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 幼虫は白いウジ状。足は退化している。成虫体長2-2.9mm。口吻は前方に長く突出する。体色は茶褐色~黒褐色。2対の淡色の斑点がある場合が多い。コメ、コムギなどの穀類を食害する(*1)。
繁殖形態 口吻で穀物に穴を開けて産卵する。孵化した幼虫はそのまま穀物の中で発育して蛹になり、成虫となって穀物から出てくる。25~30℃、70%RH条件では、産卵から成虫の出現まで約1ヶ月間かかる(*1)。
生息環境 貯蔵穀物のある室内
特記事項 高温を好む。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 穀類への加害
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 寄宿するコメは、全国に流通しているため。
特徴並びに近縁種、類似種 コクゾウムシ
対策 穀物貯蔵施設を低温に保つと、発生をおさえることが可能。
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 原田豊秋(1984). 家屋内で見受けられる食品害虫について(1),家屋害虫:118-123.
(*1)食品総合研究所貯穀害虫・天敵図鑑;http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/17.html