インゲンマメゾウムシ
  昆虫 ⁄ 不明
インゲンマメゾウムシ
目名 鞘翅目
科名 マメゾウムシ科
種名(亜種名 インゲンマメゾウムシ
学名 Azanthoscelides obtectus
カテゴリー 北海道 K
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 中南米と推定されているが詳細は不明
導入年代 1951年、北海道では1991年
初報告 1999年
全国分布 全国
道内分布
導入の原因 加害種実の移動

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 成虫は体長2.0-4.5mm、頭部と胸部の地色は黒色で微黄緑色の微毛がある。 インゲン、ササゲなどを食害する(*1)。
繁殖形態 貯蔵中の豆類に直接産卵して世代を繰り返す(*1)。
生息環境 マメ貯蔵庫や家庭
特記事項 1951年の発生は沖縄で、単発で収束していた。現在は道内で分布域を拡大しており、二次製品を通じて本州に再移入する可能性もある。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 マメ類への食害と食品製造現場への被害拡大
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 本道で製造され、本州方面に出荷されたマメを使用した食品から発生例がある。本種が流通過程を利用して分布拡大することを示唆している。
特徴並びに近縁種、類似種 不明
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 原田豊秋(1984). 家屋内で見受けられる食品害虫について(2),家屋害虫:127-137.
伊東拓也・高橋健一・服部畦作(1999). 北海道におけるインゲンマメゾウムシの家屋内での発生例,日本応用動物昆虫学会,北海道支部・日本昆虫学会北海道支部1998年度支部大会講演会,講演要旨集,1999.1.21,P.4.
北海道病害虫防除所(2000). 平成11年度の発生にかんがみ注意すべき病害虫,北農,67:189-197.
(*1)インゲンマメゾウムシについて-北海道における発生状況と対策-;http://www.iph.pref.hokkaido.jp/Tokushu/Tokushu-Komoku/ingenmanezoumisi/index.html