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  昆虫 ⁄ 不明
コメノゴミムシダマシ
目名 鞘翅目
科名 ゴミムシダマシ科
種名(亜種名 コメノゴミムシダマシ
学名 Tenebrio obscurus
カテゴリー 北海道 K
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 汎世界
導入年代 不明
初報告 不明
全国分布 全国
道内分布
導入の原因 不明

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 卵は楕円形で乳白色。幼虫体長は30mm以上で光沢のある茶褐色。成虫体長は12-18mm。体色は黒褐色~黒色。腹面側は赤みを帯びる。穀類を食害する(*1)。
繁殖形態 成虫は6月ごろから出現して、比較的乾燥した環境で産卵を始める。幼虫は越冬期以外は発育を続け、翌年の夏になると蛹化する。通常は1年1世代だが、条件によっては2年に及ぶ場合もある(*1)。
生息環境 製粉・製麦・精米工場や倉庫に発生することが多い。
特記事項 穀類、飼料などに発生し、食品害虫として知られている。幼虫は別名ミールワームとも呼ばれ、食虫動物やペットの餌として販売されている。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 穀粉への食害。梱包資材を穿孔し、製品の中に入ってしまうなど異物混入を起こすこともある(*1)。
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 小麦粉などは製品として流通しており、分布を容易に拡大できる。
特徴並びに近縁種、類似種 不明
対策 食害する製品の性質上、発生後は防除できない。
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 林長閑(1984). 家屋・食品に見られる鞘翅目(甲虫目)の形態と生態,家屋害虫:24-47.
(*1)環境コントロールセンター;http://www.e-c-c.co.jp/gaichu/foods/komenogomimushi.html