ヨーロッパミドリヒキガエル
  両生類 ⁄ 国外外来種
ヨーロッパミドリヒキガエル
目名 無尾目
科名 ヒキガエル科
種名(亜種名 ヨーロッパミドリヒキガエル
学名 Bufo viridis
カテゴリー 北海道 h
環境省 要注意外来生物
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 中央・南・東ヨーロッパ、中央アジア
導入年代 不明
初報告 不明
全国分布 不明
道内分布 不明
導入の原因 ペットとして流通している。

種の生物学的特性

生活史型 草原や耕作地
形態 体長は80mm。光に集まる昆虫を捕食するために街灯に来ることもある。背面は灰白色で緑から茶色がかった緑の斑紋もしくは融合してベルトのようになった模様を持つ。
繁殖形態 主に4~6月に、止水で産卵する。池やプールのような人工の止水でも産卵する。
生息環境 開けた土地に生息し、海抜の高いところや大きな森は好まない。
特記事項 特になし

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 他の小動物を捕食して生態系を攪乱している。 カエルやサンショウウオの餌となる昆虫類を捕食し、生息に競合を起こすおそれがある。 両生類の安易な移動放逐は両生類の伝染病を蔓延するおそれがある。 毒腺を持ち、ヒキガエルを捕食した動物が死亡したり体調を崩すおそれがある。また、毒のため天敵が少ない。
農林水産業への影響 不明
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 北海道に生息する在来のカエルより大型で、生態系の上位捕食者である。 世界的規模での両生類の減少に関わる感染症としてカエルツボカビとラナウイルスが重要視され、両生類の安易な移動は両生類に広く感染をもたらす病気を媒介するおそれがある。
社会的要因 国内ではペットとして比較的多く流通している。
特徴並びに近縁種、類似種 アズマヒキガエル(北海道では移入種)と外観が似るが、アズマヒキガエルには背面に斑紋がないため識別できる。
対策 外来生物法による強い規制は無いが、要注意外来生物として警戒されている。 捕獲、卵塊の除去。放逐や移動が起こらないよう教育、啓発。 飼育や管理において逸走しないよう徹底。
その他の関連情報 国内では2004年以前からペットとして流通している(*1)。

写真・イラスト

備考

備考 ヒキガエル属の5種のうちの1種としてヨーロッパミドリヒキガエルは要注意外来生物に指定される。

参考文献

参考文献 Petr Necas他 (1997) Bufo viridis. Czech Recent And Fossil Amphibians And Reptiles: An Atlas And Field Guide. Edition Chimaira
(*1)ヨーロッパミドリヒキガエル等5種(Bufo spp.)に関する情報.外来生物法ホームページ.環境省自然環境局
池田純(1996)ミドリヒキガエル.「爬虫類・両生類800種図鑑」(監修:千石正一)p251,ピーシーズ