コクチモーリー
  魚類 ⁄ 国外外来種
コクチモーリー
目名 カダヤシ目
科名 カダヤシ科
種名(亜種名 コクチモーリー
学名 Poecilia sphenops
地方名 ブラックモーリー(黒変種)
カテゴリー 北海道 B
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 メキシコを中心に中アメリカ一帯
導入年代 1980年代
初報告 1995年(*1)
全国分布 不明
道内分布 白老町(*1,2,4)
導入の原因 観賞用魚の放逐によると推察されている(*3)。

種の生物学的特性

生活史型 淡水型であるが汽水域でも生活できる。
形態 体色は灰色を基調としているが、光線の加減で青みがかった輝きを放つ。背鰭はオレンジ色を呈する。雄6cm、雌10cmに達する(*3)。
繁殖形態 卵胎生で28日に1回の割合で子魚を産む。1回の産子数は20~150
生息環境 温泉地の水路に住む。適水温は18~28℃
特記事項 国内では本道でのみ自然繁殖が確認されているが、水温条件から温泉水の影響のあるところなどでしか繁殖しないと推察されるので、現在のところほとんど影響はないと考えられている。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 不明
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 グッピーやカダヤシに似るが、本種がより大きく成長する。しかし、亜種が多い上に交雑が進み、グッピー属全般と識別が困難な場合もある。
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

  Nilsson, Kjell E-mail : britt.n@telia.com 提供

備考

備考  

参考文献

参考文献 (*1)尼岡邦夫・仲谷一宏・矢部衛.1995.北日本魚類大図鑑.390p.北日本海洋センター,札幌.
(*2)尼岡邦夫・武藤文人・三上敦史.2001.北海道白老町で自然繁殖しているコクチモーリー.魚類額雑誌,48,109-112.北日本魚類大図鑑.390p.北日本海洋センター,札幌.
(*3)松沢陽士.et.al.2008.日本の外来魚ガイド71p.文一総合出版,東京
(*4)札幌市豊平川さけ科学館.2003.北海道札幌市およびその近郊における淡水魚の分布 ─ 1992~2002年における採集記録 ─.札幌市豊平川さけ科学館館報第14号.p.31-35.
環境省自然環境局生物多様性センター2002.
Rosen, D. E. and R. M. Bailey. 1963. The Poecilid fishes(Cyprinodontiformes), their structure, zoogeography and systematics. Bull. Amer. Mus. Nat. Hist., 126, 1-176.