noimage
  魚類 ⁄ 国外外来種
ヨーロッパウナギ
目名 ウナギ目
科名 ウナギ科
種名(亜種名 ヨーロッパウナギ
学名 Anguilla anguilla
地方名  
カテゴリー 北海道 C
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 白海から地中海、黒海にいたる西ヨーロッパの全域、アフリカ大陸西岸
導入年代 不明
初報告 2002年
全国分布 不明
道内分布 札幌市の池(ペット移出の可能性大)
導入の原因 日本へは1969年にヨーロッパウナギのシラスが導入され、一時大量に輸入されたが、現在はほとんど輸入されていない。北海道への導入の経緯は不明(*1)。

種の生物学的特性

生活史型 降河回遊魚
形態 全長100cmに達する。
繁殖形態 産卵のため海に下り、大西洋ではサルガッソ海の深海で産卵する。
生息環境 河川や湖沼の底層で、穴や泥の中に隠れる。
特記事項 定着するとは考えにくい。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 在来ウナギへの遺伝的攪乱や病気・寄生虫などの媒介
農林水産業への影響 不明
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 種間交雑が発生しやすいと考えられるため。
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 ニホンウナギ
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 Berg, L.S. 1964. Freshwater fishes of the U. S. S. R. and adjacent countries, Vol. 2, 4th edn. Israel program for scientific translation. Jerusalem.
Ege, V. 1939. A revision of the Anguilla Shaw, a systematic, phylogenetic and geographycal study, Dana Rep., 16, 1-256.
丸山為蔵・藤井一則・木島利通・前田弘也.1987.外国産新魚種の導入経過.147p.水産庁研究部資源課・水産庁養殖研究所,東京.
日本生態学会編.2002.外来種ハンドブック.390p.地人書館,東京.
(*1)㈱いらご研究所;http://www.irago.co.jp/index.html