アシグロハモグリバエ
  昆虫 ⁄ 国外外来種
アシグロハモグリバエ
目名 双翅目
科名 ハモグリバエ科
種名(亜種名 アシグロハモグリバエ
学名 Liriomyza huidobrensis
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 南アメリカ
導入年代 1999年
初報告 2004年
全国分布 全国
道内分布 石狩以南を中心に、十勝、網走でも発生が確認されている。
導入の原因 寄生した植物の導入

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 植食性(広食性)。成虫は体長2mm程度の小型のハエで、体色は黄色と黒色である。
繁殖形態 不明
生息環境 てんさい・レタス
特記事項 本種は休眠性をもたず、道内では露地での越冬が困難であが、2004年の新発生後、被害が断続的に続き、発生地も拡大傾向にある。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 てんさい・レタスの食害
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 てんさい・レタスなどの、特にビニールハウスでの栽培が、発生環境を提供したと推察される。
特徴並びに近縁種、類似種 同属のナスハモグリバエ、マメハモグリバエなどと酷似するが、胸部側面や脚が黒ずむ点でこれら近縁種とは異なる。
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 岩崎暁生・岩泉 連・高野俊一郎(2004). 日本におけるアシグロハモグリバエLiriomyza huidobrensis(Blanchard)の新発生,植物防疫,58:13-19,1pl.
北海道病害虫防除所(2009).平成20年の発生にかんがみ注意すべき病害虫.北海道中央農業試験場