コルリアトキリゴミムシ
  昆虫 ⁄ 国外外来種
コルリアトキリゴミムシ
目名 鞘翅目
科名 ゴミムシ科
種名(亜種名 コルリアトキリゴミムシ
学名 Lebia virides
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 北アメリカ
導入年代 1989年に千葉県が最初。北海道では1995年。
初報告 1997年(*2)
全国分布 関東地方で定着の後、急速に全国に分布域を拡大中
道内分布 道南松前町大沢で雄1匹・雌1匹を確認後(*2)、野幌森林公園でも生息確認されている(*3)。
導入の原因 当初の移入は家畜用の干し草飼料に混入してきたとされるが、国内では芝生とともに分布を拡大した可能性が指摘されている。

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 体長3.5-5mm。背面全体が光沢のある青緑色。ハムシ類の幼虫に寄生する。
繁殖形態 不明
生息環境 オープンランド環境
特記事項 特になし

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 在来生物に寄生し駆逐が懸念される。
農林水産業への影響 不明
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 ハムシ類の幼虫に寄生するため。
社会的要因 不明
特徴並びに近縁種、類似種 不明
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 (*1)中根猛彦(1989). 移入種と思われるアトキリゴミムシの記録,昆虫と自然,24(8):33.
(*2)松本英明(1997). 北海道未記録および希少なゴミムシ類5種,層雲峡博物館研究報告,17:25-26.
(*3)北海道開拓記念館(平成17 年度事後評価調書「平地森林の生物インベントリー調査と環境指標種の検討」)
http://www.hmh.pref.hokkaido.jp/STUDY/hyouka/H17/kaitaku_17go02.pdf