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  昆虫 ⁄ 不明
ナシヒメシンクイ
目名 鱗翅目
科名 ハマキガ科
種名(亜種名 ナシヒメシンクイ
学名 Grapholitha molesta
カテゴリー 北海道 A3
環境省  
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 中国大陸
導入年代 北海道は1921年、本州は1905年
初報告 1921年
全国分布 北海道、本州
道内分布 ほぼ全域
導入の原因 苗木の移動と共に導入されたと推察される。

種の生物学的特性

生活史型 完全変態
形態 成虫は体長5-7mm、開張12-14mm。茶褐色の蛾。卵は径0.3mm余り、産卵当時は乳白色でのち紅色をおびる。蛹は体長5-8mm、繭は10mm余り。バラ科果樹の果実の新梢(モモ・オウトウ、ウメ等) と果実(ナシ、リンゴ等)を食害する(*1)。
繁殖形態 越冬形態は老熟幼虫で、枝幹の粗皮の割れ目や取り残しの袋の中等に繭を作って越冬する。越冬幼虫は3月下旬から蛹化し、4月上旬から5月上旬頃に第1回成虫が発生し始める。成虫はこれらの新梢や葉裏に点々と産卵し、ふ化した幼虫は梢に食入し、芯折れを作る。老熟幼虫は新梢を脱出して蛹化する。最初2世代ぐらいをこれら作物で過ごし、7月頃からは次第にナシ園に集まる(*1)。
生息環境 果樹園等
特記事項 果樹園の重要害虫である。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 不明
農林水産業への影響 バラ科果樹への食害
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 モモ、オウトウ、スモモなどの果樹と、西洋ナシ、リンゴなどが近接して植栽されていると、発生が助長される傾向がある(*1)。
特徴並びに近縁種、類似種 モモシンクイガやスモモヒメシンクイガに似る(*2)。
対策 フェロモントラップへの誘殺や農薬散布による防除が行われている。
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 梅谷・岡田編(2003). 日本農業害虫大事典,全国農村教育協会.
北海道植物防疫協会(1995). 北海道病害虫防除提要.
(*1)あいち病害虫情報;http://www.pref.aichi.jp/byogaichu/seitaitoboujyo/2-nasi/nasi-nasihime.html
(*2)北海道の樹木や木材の害虫リスト;http://www.hfri.pref.hokkaido.jp/konchu/gaichu.htm