カワヒバリガイ
  昆虫以外の無脊椎動物 ⁄ 国外外来種
カワヒバリガイ
目名 イガイ目
科名 イガイ科
種名(亜種名 カワヒバリガイ
学名 Limnoperna fortunei
地方名  
カテゴリー 北海道 h
環境省 特定外来生物
ワースト100 日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会) 
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 中国、朝鮮半島
導入年代 北海道では不明、国内では1980年代後半に輸入シジミ類に混入しているのが確認された。
初報告 不明
全国分布 揖斐川・長良川・木曽川水系、琵琶湖・淀川水系
道内分布 不明
導入の原因 中国からの輸入シジミガイに付着

種の生物学的特性

生活史型 淡水性。寿命は2年といわれている(地域により異なる)。浮遊幼生は2週間ほどで着底し稚貝となり、固着生活に入る。
形態 殻長約30mm
繁殖形態 水温21-27℃で繁殖、水中に抱卵放精
生息環境 河川および湖沼
特記事項 特になし

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 湖沼などで大量発生した場合に、植物プランクトン食の水生生物との競争のおそれ、イシガイ類などに付着して呼吸・摂食障害をもたらすおそれがある。吸忠類の第一中間宿主であり、第二中間宿主である淡水魚類の疾病を増やす危険も指摘されている。
農林水産業への影響 水道施設や発電施設などの取水口、排水口、パイプ内などに大量に固着して通水障害をもたらす。大量斃死による急激な水質悪化が懸念される。
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 浮遊幼生が水流に乗って分散し、分布域を著しく拡大する。個体が密生するようになると、受精の確率が格段に高まるため、分布域の拡大が急速に進むと推測される。
社会的要因 輸入シジミを生きたまま畜養あるいは放流することで新たな水域へ定着するおそれがある。
特徴並びに近縁種、類似種 淡水産二枚貝。殻色は黄緑色がかった黒褐色で、殻頂付近から腹側半分まで黄土色を呈し、特に稚貝では黄土色が鮮明。コウロエンカワヒバリガイと似ている。
対策 不明
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 松田征也・中井克樹,2002. カワヒバリガイ〜利水施設に悪影響をもたらす二枚貝. 外来種ハンドブック.
自然環境研究センター, 2008. カワヒバリガイ. 日本の外来生物.
中井克樹, 2001. カワヒバリガイの日本への侵入. 黒装束の侵入者—外来付着性二枚貝の最新学—.
木村妙子, 1994. カワヒバリガイとコウロエンカワヒバリガイの形態的な識別点. ちりぼたん, 25(2): 36-40.
木村妙子, 1994. 日本におけるカワヒバリガイの最も早期の採集記録. ちりぼたん, 25(2): 34-35.