ムラサキカタバミ
  植物 ⁄ 国外外来種
ムラサキカタバミ
科名 カタバミ科
種名(亜種名 ムラサキカタバミ
学名 Oxalis corymbosa L.
英名 Violet wood-sorrel
異名 キキョウカタバミ
下位分類名  
カテゴリー 北海道 A3
環境省 要注意外来生物
ワースト100   
*)亜種が問題となっている場合は、カッコ内に亜種名を記載しています。
●種名が特定できないものについては、「○○○の一種」と記載しています。

導入の経緯

原産地 南アメリカ
導入年代 戦後
初報告 桑原(1966)
全国分布 東北地方の一部を除いて全国に分布
道内分布 後志、渡島(函館)、桧山支庁
導入の原因 観賞用にしたものが逸出

種の生物学的特性

生活史型 多年草
形態 10-30cm
開花時期 2-11月
生息環境 庭の空地、畑、道端など
特記事項 温帯~熱帯に分布する。両性花、虫媒花、蒴果をつけるが、日本を含む温帯では、葯が不稔で結実しないとされる。鱗茎による繁殖が旺盛で、1個体当たり50~100以上を形成するとされる。

影響

被害の実態・おそれ 生態系にかかる影響 日当たりの良い場所に生育する在来種とは、競合・駆逐するおそれがある。
農林水産業への影響 暖帯~熱帯地域に世界的に見られる雑草で、畑地、芝地、果樹園などで問題になっている。一度畑地に入ると、耕耘によって小鱗茎が分散し増殖するので厄介な雑草である。
人の健康への影響 不明
被害をもたらしている要因 生物学的要因 不明
社会的要因 観賞用に植えられたものが逸出し、雑草化した。
特徴並びに近縁種、類似種 カタバミ科の多年草出、染色体数2n=14,28、カタバミ属は世界で約850種が知られる。日本には6種が自生する。カタバミは史前帰化植物とされる。カタバミ属の植物は、オキザリス等の総称で流通するものや園芸品種を含め、多数の種類が観賞用等に利用されている。
対策 栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。既に広く野生化しており、在来種との競合・駆逐等のおそれがある場合には、防除の検討が望まれる。
その他の関連情報 特になし

写真・イラスト

備考

備考  

参考文献

参考文献 五十嵐博(2001)北海道帰化植物便覧.p.67.
伊藤浩司・日野間彰・中井秀樹(1994)北海道高等植物目録Ⅲ.p.281.
長田武正(1972)日本帰化植物図鑑.p.108-109.北隆館.
長田武正(1976)原色日本帰化植物図鑑.p.205.保育社.
清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七(2001)日本帰化植物写真図鑑.p.155.全農協.
環境省HP自然環境局要注意外来生物リストより引用 http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/detail_sho.html#14
清水建美 編(2003)日本の帰化植物.p.125.平凡社