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繁殖地 |
イギリス諸島、中央ヨーロッパから黒海、小アジア、カスピ海、中央シベリア、モンゴルにかけて不連続的に繁殖する。ヨーロッパ、黒海、北西インド、中国、朝鮮で越冬する(*6)。 |
導入年代 |
1975年10月七飯町大沼国定公園にコブハクチョウのつがいが観賞用に導入された。翌年8羽のひなが生まれ、このうち7羽が1977年5月からウトナイ湖に定着し、1978年から繁殖を始めた。ウトナイ湖では、1987年6月に90羽に増加した(*5,8)が、1995年にはその半数にとどまっている(*5)。 |
初報告 |
1973年5月22日及び6月10日、美唄市親子沼で頭部と頸が灰白色の1羽が観察されている(*1)。 |
全国分布 |
冬季、本州(青森県、宮城県、茨城県)で野生化個体が見られている(*6)。1984年、標識調査によりウトナイ湖のコブハクチョウは、茨城県霞ヶ浦に渡り越冬していることが確認された(*8)。 |
道内分布 |
七飯町大沼、ウトナイ湖(*5,7,8,9)のほか、1973年5月、6月美唄市親子沼で1羽記録(*1)。十勝地方南部では、1980年ころから見られるようになり、大樹町キモントウ沼では繁殖した記録もある(*2)。 |
導入の原因 |
観賞用に移入した個体の子孫が野生化(*2,3,5,6,8) |