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被害の実態・おそれ |
生態系にかかる影響 |
天竜奥三河国定公園にある天竜川では上流全域にみられ、他の帰化植物とともに河川敷固有の植物が減少する原因の一つとなっている。主として草地に生育する在来種と競合するおそれがある。
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農林水産業への影響 |
群落化し、農耕地に侵入し問題化。耕地内では少ないが、駆除は困難。南北アメリカ諸国、東南アジアで問題になる雑草で、トウモロコシやダイズの減収が報告されている。連作すると病害発生があるので注意が必要とされている。
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人の健康への影響 |
不明
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被害をもたらしている要因 |
生物学的要因 |
肥沃で湿った場所を好む。塊茎の耐寒性は強く、-10℃以下でも影響がない。
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社会的要因 |
食用、家畜飼料、観賞用に利用された。果糖の材料源としての品種が多く、欧州で大量に栽培されている。ワイルドフラワー緑化のための寒冷地向草種とされている。地下茎に含まれるイヌリンを利用するために栽培され、果糖製造、アルコール発酵、飴などの原料として利用された。
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特徴並びに近縁種、類似種 |
総苞片の全面に細毛のあるものと、縁にやや長い毛が集まるものとの2型があるが、中間型もあってはっきりとは分けられない。日本におけるキクイモの種内変異として、イヌキクイモがあるが、生えている環境によって形態に違いがあることや、両者の中間型があるため、区別が難しいことがある。ヒマワリ属は日本には自生しない。シロタエヒマワリ、ヒメヒマワリ、キクイモモドキなどの野生化が報告されている。ヒマワリ属の多年草の類は雑種が多数あるため、原産地の北アメリカでは種類の同定が極めて困難とされる。ヒマワリ属は、ヒマワリの総称で流通するものや八重咲き等を含む多数の品種が、観賞用等に利用されている。
類似種のキクイモモドキの根は芋にならないことで区別される。 |
対策 |
栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。既に広く野生化しており、希少種等との競合・駆逐等のおそれがある場合には、積極的な防除または分布拡大の検討が望まれる。 |
その他の関連情報 |
特になし |