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被害の実態・おそれ |
生態系にかかる影響 |
日当たりの良い場所に生育する在来種とは、競合・駆逐するおそれがある。
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農林水産業への影響 |
暖帯~熱帯地域に世界的に見られる雑草で、畑地、芝地、果樹園などで問題になっている。一度畑地に入ると、耕耘によって小鱗茎が分散し増殖するので厄介な雑草である。
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人の健康への影響 |
不明
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被害をもたらしている要因 |
生物学的要因 |
不明
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社会的要因 |
観賞用に植えられたものが逸出し、雑草化した。
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特徴並びに近縁種、類似種 |
カタバミ科の多年草出、染色体数2n=14,28、カタバミ属は世界で約850種が知られる。日本には6種が自生する。カタバミは史前帰化植物とされる。カタバミ属の植物は、オキザリス等の総称で流通するものや園芸品種を含め、多数の種類が観賞用等に利用されている。
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対策 |
栽培にあたっては、管理されている場所や施設以外に、逸出を起こさない適切な方法で行うことが重要である。関係業者や利用者は、責任を持って栽培し、栽培できなくなった場合は野外へ遺棄することなく、適切な処分を行うことが必要である。既に広く野生化しており、在来種との競合・駆逐等のおそれがある場合には、防除の検討が望まれる。 |
その他の関連情報 |
特になし |