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被害の実態・おそれ |
生態系にかかる影響 |
水生小動物や、水辺の小動物を捕食して生態系を攪乱する可能性が高い。
北海道には在来のニホンスッポンは生息しないが、ニホンスッポンとチュウゴクスッポンで交配し遺伝子攪乱を起こす可能性もある。
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農林水産業への影響 |
不明
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人の健康への影響 |
不明
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被害をもたらしている要因 |
生物学的要因 |
道内在来種には亀は生息せず、定着すれば湖沼河川における大型の捕食者となる。
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社会的要因 |
ペットや食用として流通している。
大型になり性格が粗暴になるなどの理由で飼育者により放流されるおそれがある。
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特徴並びに近縁種、類似種 |
甲羅が鱗状にならない、鼻先が突出するなど他種との見分けは容易
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対策 |
養殖や飼育において逸走を防ぐために徹底的な管理が必要 |
その他の関連情報 |
チュウゴクスッポンとニホンスッポンの分類は確定的なものではなく、ニホンスッポンをチュウゴクスッポンの同物異名と見なす考えもある。ただし、日本本土の集団と台湾や香港の集団の間には比較的明瞭な遺伝的差違があるとされる。 |